平成三年新調の地車は、大屋根正面の鬼板に、眼下を睥睨している獅子咬(ししがみ)の彫物は、他に類を見ない豪快なものである。 元は天保12年に完成の地車(だんじり会館展示)番付標は漁師の町に相応しい「宝船」。